SUPER JUNIORのユニットSUPER JUNIOR DONGHAE&EUNHYUKが、ソウル・三城洞にあるSMTOWN @ coexartiumにて、ファーストアルバム「The Beat Goes On」の発売を記念するショーケースを5日、開催した。|写真:キム・スルギ記者

 

ボーイズグループのSUPER JUNIORは、マルチプレイヤーたちの集大成だ。歌手というタイトルがあるが、バラエティ、MC、演技、作詞作曲など、多彩な才能を持つメンバーたちが集まっている。その中で核心とも言えるメンバーの二人が“合体”した。同い年のドンヘ(28)とウニョク(28)は、自分たちの名前のイニシャルからとった「SUPER JUNIOR D&E」としてファーストアルバムを公式的に発表した。


二人は2011年、シングル「Oppa, Oppa」を発表し、SUPER JUNIORのユニットとして精力的に活動。今回は待望の1stフルアルバム「The Beat Goes On」を発表した。アルバムには、タイトル曲の『君は僕ほど(Growing Pains)』をはじめ、EDMアップテンポダンス、ディスコファンキー、R&Bバラードなど多様なジャンルの7曲を用意。どの楽曲も二人の魅力がたっぷりと感じられる一枚となっている。

 

SUPER JUNIOR D&Eのショーケースのもよう。

 

◆ドンヘが作曲した『君は僕ほど』、ウニョクの魅力が加わって“スーパーパワーがアップ”
アルバム発売を記念してショーケースも準備した。SUPER JUNIOR D&Eは5日午後、ソウル・三城洞にあるSMTOWN @ coexartiumにて、「The Beat Goes On」の発売記念ショーケースを開催した。
オープニングは新譜の収録曲『The Beat Goes On』で飾り、『Sweater & Jeans』『Breaking Up』『Mother』と『1+1 = LOVE』などで華麗なカムバックを知らせた。


タイトル曲『君は僕ほど』のステージでは、二人の化学反応がいっそう際立っていた。スタンディングマイクと男女パフォーマーたちの間で、ドンヘとウニョクのボーカルは優しいハーモニーがとれていて、楽しいビートはオーディエンスたちを一気に魅了した。余裕があって情熱に満ちた歌とパフォーマンスは場内を圧倒し、これまでのない高品格のユニットが誕生する瞬間だった。


この曲はドンヘが作詞作曲を務めたことで深い意味を持つ。これについてウニョクは「実は、『君は僕ほど』は最初から決めていたタイトル曲ではありませんでした。ある日ドンヘがスケジュールで移動する車の中で聞かせてくれたんですが、本当に良いと思いました。一度聞いて“これだ!”と思ったんです。だからもっと念を入れて何度も修正をして、タイトル曲になりました」と愛情をみせた。

 

ウニョクのスニーカーの紐を結び直してあげているドンヘ。

 

◆非常に似ているドンヘとウニョクだから“スーパーパワーアップ”
音楽的なコードがよく合ってユニットを結成した二人だ。ドンヘとウニョクはその理由について、「追求する音楽の色が似ています。また、二人とも寂しがり屋なので“一緒にやろう”と決めましたね(笑)。しかも身長もほぼ変わらないです。このように良い機会と良い音楽のおかげで、ここまで来ることができました」と笑顔をみせた。


SUPER JUNIORは、SUPER JUNIOR-M、SUPER JUNIOR-K.R.Y.、SUPER JUNIOR-Happy、SUPER JUNIOR-Tなど、ユニットが多い。ウニョクは「僕たちがSUPER JUNIORを代表するユニットになるという覚悟できました。これまでユニットとして発表した曲は多くありましたが、アルバムはこれが初めてです。今回の活動とアルバムがファンのみなさんに大きなプレゼントになってほしいです」と抱負を語った。


続いて二人は「昨年キュヒョンがソロに出して良い成績を収めました。でも僕らはそれに対するプレッシャーはないです。僕たちのアルバムは、それなりの魅力があると思います。二人で一緒にアルバムを作りながら巧みを凝らしただけに、結果にはこだわらないことに心を決めました。これから一ヶ月間、楽しく活動していきたいと思います」と覚悟を伝えた。

 

ショーケースのMCを務めたSUPER JUNIORのリーダーイトゥク(左)は、ドンヘとウニョクのファーストアルバムが発売されたことに、心から喜んでくれた。

 

◆SUPER JUNIORのメンバーたちの応援があって“スーパーパワーアップ”
SUPER JUNIORは今年でデビュー10周年を迎えた。ドンヘとウニョクに向けた残りのメンバーたちの友情と応援も格別である。ショーケースの司会を務めたリーダーのイトゥクは、弟たちの善戦のために、手が空くたび客席に向かって頭を下げながら応援をお願いした。「熱心に準備する二人をみたら、涙が出そうになりました」とあふれる愛情を示した。
イトックは「二人が本当に一生懸命作ったアルバムですので、たくさんの応援をよろしくお願いします」と言いつつ「練習生時代に、一緒にハンバーガーを食べながら、“お兄さん、僕たちは必ず成功したい”と言っていた弟たちです。そしてその二人がこんなに素敵な男になりました。本当に胸がいっぱいです」と“お父さん顔”をみせた。現場にいたE.L.Fたちも心温かい微笑みを浮かべた。


メンバーらとファンの熱烈な応援を受けたドンヘとウニョクは、“SUPER JUNIOR D&E”として新たな始動をかけた。
「The Beat Goes On」の音源は6日の午前0時から配信をはじめており、同午後にはKBS2TVの音楽番組「ミュージックバンク」を通じて新曲ステージを披露する。7日のMBC「ショー!音楽中心」、8日のSBS「人気歌謡」にも出演。本格的なユニット活動に乗り出す予定だ。

 

 

 

THE FACT|パク・ソヨン記者

 

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