放送局が正当な理由なく、特定の芸能人の番組出演を禁止する場合は、当局がこれを制裁する内容を盛り込んだ「JYJ法」が発議された。|ナム・ユンホ記者


JYJ ジュンスが6年ぶりに音楽番組に出演して涙を流した中、韓国の政党「新政治連合」のチェ・ミンヒ議員が「JYJ法」を発議した。


チェ議員側は14日、「放送局が正当な理由なく、特定の芸能人の番組出演を禁止する場合は、当局がこれを制裁できる“放送法一部改正法律案”を発議した」と明らかにした。
いわゆる「JYJ法」は、放送通信委員会が正当な理由なくアーティストの出演を禁止した放送局に“禁止行為中止”などの是正措置を下すことができる法案。


チェ議員は「公正取引委員会が2013年7月アイドルグループJYJの前所属事務所及び事業者団体の事業活動妨害行為に対して禁止命令を下したが、JYJはまだ放送局の音楽番組に出演できないなど、放送局の不公正行為が発生している」とし、「番組の交渉・出演を妨害した芸能企画社とは別に、出演を意図的に許可しない放送事業者にも制裁が必要だ」と改正案の提出した理由を説明した。


去る2004年、東方神起のメンバーとしてデビューしたキム・ジェジュン、パク・ユチョン、キム・ジュンスは2009年7月31日、前所属事務所であるSMエンターテイメントを相手に専属契約効力無存在仮処分申請をソウル中央地裁に提出した。翌年SMエンターも専属契約効力確認と損害賠償請求訴訟を起こした。それ以来、C-JeSエンターテイメントに新たな巣を作ったJYJと前所属事務所SMエンターは法廷闘争を続けてきたが、公正取引委員会は2013年、放送局など26の事業者に是正命令と共にJYJの放送出演・歌手活動を妨害する事業活動妨害行為にも禁止命令を下した。


しかし、JYJはこれまでにも音楽番組などに出演していない。そんな中13日、ジュンスがEBS「スペース共感」の収録に参加し6年ぶりに地上波音楽番組のステージに立った。「JYJ法」まで発議される見込みで、JYJの音楽番組出演についてファンの関心が高まっている。


THE FACT|パク・ソヨン記者

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