映画「隠密な誘惑」の制作報告会が14日、ソウル・新沙洞にあるCGV 狎鴎亭で開かれた。写真は同映画の男女主演を演じる俳優ユ・ヨンソクと女優イム・スジョン。|写真:ムン・ビョンヒ記者

 

女優イム・スジョン(35)が映画「隠密な誘惑」で3年ぶりのスクリーン復帰を果たした。久々公に登場した彼女だが、あの美貌は変わらないものだった。


14日、ソウルのCGV 狎鴎亭(アックジョン)で映画「隠密な誘惑」(監督:ユン・ジェグ、制作:映画社ピダンキル)の制作報告会が行われた。会見には、主演を演じるイム・スジョン、ユ・ヨンソクをはじめ、演出を務めるユン・ジェグ監督が出席した。


3年間のブランクを聞く質問に、スジョンは「余裕のある休息を送りたかった」と言いつつ「シナリオは2013年の夏にいただいて、一気に読み終えた。この映画は必ずやりたいと思った」と出演を決めた理由を語った。

 

イム・スジョンとユ・ヨンソクは今作が初共演

 

相手役のソンヨルを演じるユ・ヨンソク(31)に対する絶賛も惜しまなかった。彼女は、「ヨンソクさんが出演すると聞いて嬉しかった。冷徹な雰囲気と優しい感じがソンヨル役を表現するに最適な俳優だと思った」と言いつつ「私が演じるジヨンという役は、劇中ソンヨルに多く頼るキャラクターだが、実際にも彼に頼ることが多かった」と信頼感を示した。


キスシーンの感想を聞くと、スジョンは「10点満点の10点」としながら「本当にうまくやってくれた。私はただ信じていくだけだった」と照れ笑いをみせた。

するとユン監督は、「キスシーンを控えて、彼女の緊張をほぐしてあげるつもりだったが、ヨンソクくんの方がもっと緊張していた。ワイン1本を一気に飲んで、止めたいと思ったがもう飲み干したところだった。そのおかげ(?)か、キスシーンを1回で終わらせた」として、笑いを誘った。


映画「隠密な誘惑」は、信じていた友人に裏切られ、取り立て屋に追われすべてが切迫になった女ジンヨンと、そんな彼女の前に現れたマカオの財閥カジノグループの秘書であるソンヨルが、ジヨンに人生を逆転できる危険な取引を提案するという物語を描いたスリラー作。イム・スジョン、ユ・ヨンソク、イ・ギョンヨン、パク・チョルミン、チンギョン、ドヒが出演し、09年映画「シークレット」を手がけたユン・ジェグ監督がメガホンをとった。6月4日韓国で全国公開。

 

 

 

THE FACT|オ・セフン記者

 

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