※記事の中にドラマの内容(ネタバレ)が含まれています

© MBC|放送画面

 

「夜を歩く士」がスピーディーな展開、キャラクターへの集中度、主役イ・ジュンギ、イ・ユビ、シム・チャンミン(東方神起)による三角ロマンスで、視聴者たちに大きな愛を受けている。放送2回で過去のことがまとまり、120年後の姿を描いたドラマは、脚本と演出の力だけではなく、俳優たちの熱演が加わって最強の集中度を誇る作品として早くもたくさんの絶賛が寄せられており、今後彼らが繰り広げるストーリーにもっと期待が集まる。


9日の夜に放送されたMBC水木ドラマ「夜を歩く士」(脚本:チャン・ヒョンジュ、演出:イ・ソンジュン、制作:コンテンツK)の第2話は、バンパイアの士であるキム・ソンヨル(イ・ジュンギ)、男装の冊儈(本を売る人) チョ・ヤンソン(イ・ユビ)、王世孫のイ・ユン(シム・チャンミン)が運命の渦に巻き込まれる物語が描かれた。
視聴率調査会社のTNMSによると、「夜を歩く士」の第2話は、首都圏基準8.9%、全国基準6.8%の視聴率で、同時間帯ドラマの中、2位を記録した。


初対面でソンヨルの美貌に惚れてしまったヤンソン、ヤンソンから妙な香りを感じたソンヨル、そんな二人の姿は物語に面白みを与えながら活力を吹き入れた。第1話で初めて会ったソンヨル、ヤンソン、イ・ユンは、より本格的に絡み合いながら劇を引っ張っていった。


まず、物語の中心にいるソンヨルは、120年前の敵であるクィ(イ・スヒョク)を捕まえるために、チョンヒョン世子(イ・ヒョヌ)が記録しておいた“チョンヒョン世子の備忘録”をヤンソンにお願いした。そんなソンヨルを近くてみたヤンソンは、彼の美貌に惚れながら「美男子ですね」と告白。ソンヨルはむしろヤンソンから妙な香りを感じた。ヤンソンが近づくとソンヨルは鼻をふさぎ、顔をゆがめた。


ヤンソンはソンヨルの行動に異常を感じ、自分がおかしいと言うスヒャン(チャン・ヒジン)に、「我慢できない香りがした。あともう少しで彼の首を噛んでしまうところだった」と話した。これはソンヨルとヤンソンが、今後どんな関係になるのかを期待させながら、緊張感を与えた。


主役の抜てき前からバンパイアの士と完ぺきなシンクロで話題を集めたイ・ジュンギは、美しい線に真っ白な肌を自慢しながら代わりのない演技力で視聴者たちを魅了している。バンパイアに変身する過程はもちろん、愛する人たちを失った悲しみを嗚咽、恋にときめく感情まで、表現できるすべての感情演技をみせながら、たくさんの絶賛を受けている。


イ・ユビはかわいらしい姿とともに劇に活力を与える役割を務めている。特にヤンソンは、冊儈(チェッケ)としてソンヨルの前にいる時、春画を描くイ・ユンの前にいる時、淫書を売るために群衆の前に立った時など、さまざまな状況で適材適所に合う図々しい、もしくは実際の性格を表しているのだ。特にこの日の放送では、ヤンソンが女性であることをソンヨルが気づいてしまう場面が公開され、これまでみせなかったヤンソンの女性らしい姿が見られ視線を集めた。


一方、イ・ユン役を演じるチャンミンも自分の役割をしっかりと尽くしている。彼は春画を描く身分を隠した世孫という多少ユニークなキャラクターを務め、「脚をもっと見せなさい」と、少しいやらしい台詞を言いながら、絵をちゃんと完成したいという深刻ながらも遊び心にあふれる表情をみせた。初めての時代劇という言葉が感じられないくらい、ドラマに自然と溶け込んでいる。また、高い身長と男らしい体格まで揃えたチャンミンのビジュアル、声まで、「イ・ユン役はチャンミンに限る」という好評が寄せられている。


特にチャンミンは、ヤンソンとの初対面で彼女に惹かれていく気持ちを表す場面や、ヤンソンから古き友人の姿が感じられて懐かしむ場面など、感情を表現するシーンでも視聴者たちのドランへの集中を助けた。


このように「夜を歩く士」は、イ・ジュンギを筆頭にして、イ・ユビ、シム・チャンミン、イ・スヒョク、キム・ソウン、チャン・ヒジン、チェ・テファン、ヨ・ウィジュなどの役者たちによる好演で、物語をよりいっそうアップグレードさせたのはもちろん、細かいディテールまで捉えながら、感情を最高潮に詰め込んでいる。


第2話を鑑賞した視聴者たちは、「チャンミンの演技うまい!キャラクターとぴったり」「イ・ジュンギをみて惚れない人はいないと思う」「イ・ユビは本当かわいい~癒される」「全体的な雰囲気がいい。これからも期待します」と、熱い反応をみせた。


「コーヒープリンス1号店」を手がけたチャン・ヒョンジュ脚本家、「太陽を抱く月」「奇皇后」など人気時代劇を演出したイ・ソンジュン監督がタッグを組み、超豪華キャストで話題沸騰中のドラマ「夜を歩く士」の第3話は、7月15日の夜10時、韓国のMBCチャンネルから放送される。


THE FACT JAPAN
 

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