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俳優ヨ・ジングが少年から「男」になって帰ってくる。


SBS新月火ドラマ「テバク」(脚本:クォン・スンギュ、演出:ナム・ゴン)は、王に捨てられた息子のテギル(チャン・グンソク)と、彼の弟である延礽君(のち英祖、ヨ・ジング)が、命と王座、愛をかけて繰り広げる世紀の賭けを描く作品。朝鮮時代を舞台に、ユニークな素材と歴史的な背景、脚本家の想像力が巧妙に合わさったファクション(faction)時代劇だ。
実力派俳優たちによる豪華キャストとともに、早くも2016年上半期の期待作として挙げられている。


そんな中、ドラマの製作陣は、テギルを演じるチャン・グンソクの予告ポスターに続いて、延礽君(ヨンイングン)を演じるヨ・ジングの予告ポスターを9日、公開した。
ポスターには、冷ややかながらも静かなまなざしてどこかを見つめるヨ・ジングの姿が写っており、のち英祖(朝鮮21代国王)になる延礽君を表現している。
王子のキャラクターだけに、ビジュアルとその雰囲気から気品があふれており、「肉を与え、骨を着る勝負師 英祖」というキャッチコピーは、幼い頃から残酷な状況の中で成長するしかなかった延礽君の性格をうかがわせる。雑仕女出身だった淑嬪崔氏(ユン・ジンソ)が生んだ人物で、王の息子として育ったものの、母親の過去によって冷徹になるしかなかった延礽君を、ヨ・ジングは冷酷で鋭いキャラクターに完成した。


特に、前日公開されたテギルのポスターでは、チャン・グンソクがさまざまな感情を収めた表情で深いまなざしをみせたものに比べ、ヨ・ジングは正面を見つめず、その冷たいまなざしに潜めた感情がどのようなものであるのかが気になるところだ。ドラマを通じて明かされる物語と、2人の競演がもっとも期待されている。


チャン・グンソク、ヨ・ジングの初競演で期待を寄せるドラマ「テバク」は3月28日(月)に初放送される。(※日本では、KNTVにて5月初放送決定)



THE FACT JAPAN



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