写真提供:SBS


俳優ヨ・ジングが本格的な大人役の演技で俳優としての新たな幕を開く。


SBS新月火ドラマ「テバク」(脚本:クォン・スンギュ、演出:ナム・ゴン)は、王に捨てられた息子のテギル(チャン・グンソク)と、彼の弟である延礽君(ヨ・ジング)が、命と王座、愛をかけて繰り広げる世紀の賭けを描く作品。朝鮮時代を舞台に、ユニークな素材と歴史的な背景、脚本家の想像力が巧妙に合わさったファクション(faction)時代劇で、2016年上半期の期待作として挙げられている。


今作でヨ・ジングは、チャン・グンソク演じるテギルとともに、物語でもう一つの軸を担当する延礽君として本格的な大人の演技に挑戦する。子役からはじめた「イルジメ〜一枝梅」(08)、「幻の王女チャミョンゴ」(09)、「ペク・ドンス」(11)、「太陽を抱く月」(12)などの作品に続き、今度はこれまでとは違うキャラクター演技に臨んでいるのだ。


ヨ・ジング演じる延礽君とは、雑仕女出身だった淑嬪崔氏(ユン・ジンソ)が生んだ王の息子であり、母親の過去によって心の中に傷を持ちながら欠乏と野望を隠したままに生きる人物。波乱の朝廷を貫き、やがて王座に上がる男でもある。そんな延礽君について、物語を手がけるクォン・スンギュ脚本家は、「肉を与え、骨を着る勝負師」と表現した。


「テバク」の延礽君はとても複雑な人物像になっており、その心理変化も複雑に描かれるしかない状況。それほど俳優の演技力が必要なキャラクターでもある。そんな延礽君を、二十歳(数え年で)になったヨ・ジングが演じることになった。
これについて、ドラマの演出を務めるナム・ゴン監督は、「ヨ・ジングはまるで動物的に演技する天才的な才能を持っている。今作を通じて彼のダークな裏面が見られるはず」と期待を寄せた。
実際ヨ・ジングは、「テバク」の本番を控えて公開された予告ポスターや映像、スチールなどで鋭いまなざしと闇の魅力を放っていた。それだけに、新たな演技変身を試みるヨ・ジングに大きな関心が寄せられている。


ドラマ「テバク」は3月28日(月)韓国SBSチャンネルにて初放送。
★日本では、KNTVにて5月15日(日)日本初放送スタート!



THE FACT JAPAN



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